2006.10.28

機上からのメール

Cuilapam01_1
昨晩ネットをしてたら、メキシコに向かう途上の友人からメールが届く。
「今飛行機の中で、無料無線LANが入っていて、インターネットやり放題でびっくり。すごい世の中になった!」
という内容。

とんでもなく遠く離れた場所にいるのに、ほとんどリアルタイムで友人の現在を知ることが出来る、と実感して自分がすごく自由になった気がした。京都にいながら、メキシコでの滞在にわくわくしている機上の友人の心境が伝わってくるのだ。それが単純にすごく嬉しい。こんなふうに何処にいたって、大事なひと、大事なことを、自分のものとしてリアルに感じられることを大切にしたいなあと思う。

あらためてネット社会て凄いなと思う。もちろん現実で地に足がついてることが前提ですが。
そして地球アパートメントもネットがあってこそ、楽しく機能するのだろうな、と実感した昨晩でした。



友人が向かうのはメキシコのオアハカという都市。
その近郊Cuilapamにある天井の落ちた教会。何ともシュールな場所でした。
Cuilapam02
Cuilapam03






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2006.10.18

旅と空間

先週末に会った旅行づくりの仕事をしている女性とのお喋りで発見したこと。

ネット上では前からお付き合いがあったのだけど、実際会ったのは今回が初めて。
彼女の仕事の話(旅の話等々)を聞いたり、好きな空間などを尋ねていて気づいたのは、彼女の言葉に空間に関する単語がよくでてくるし、またその単語をつかったキャッチボールがお互いにスムーズにできる、ということ。

なんでかなあ…と、話しながら考えていたら、どういう話の流れから言ってくれたのか忘れましたが、
「自分がやろうとしている旅づくりの仕事は、ツール(移動手段、宿泊場所)のみを提供するのではなく、お客さんが(うまく言えないでいる)過ごしたい時間のイメージを引き出し、それを楽しんで体験できるように、時間作り・空間作りをしてあげること。」
だと、彼女が説明してくれた。

なるほど!と思いました。いわれてみると、旅の行程というのは、建物(建築)という枠に縛られない、移動する時間の中での空間体験そのものです。
いわれてみると、納得ですが、今迄そんなふうに考えた事はなかった…。
感覚的な視点でいうと、「旅」と「建築(空間)」は、かなり近しいのだと気づかせてくれた、嬉しい出会いでした。

Mexico_cafe
メキシコシティ滞在時にときどき訪れた居心地のよいカフェ。メキシコではめずらしく、紅茶専門のお店だったように思う。旅先でくつろげるカフェをみつけることができると、いい旅になるような気がします。

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2006.06.05

好きな人たちと時間をすごすこと。

Ishigaki01s_1
石垣島の記事をアップします、と言いつつ、1か月もほったらかしていた。
それは、なんだか記事の書き方が分らなかったから。

今までの記事は、たいがい書きたい出来事がはっきりしていて、それを読む人にとってなるべく解りやすいように書いていた。だけど、今回の石垣の旅は、私にとっていい旅であったことは確かだけど、旅の中の一つ一つの出来事は、さりげなくて、後から少しづつジワッとくるようなもので、何か大きなイベントというかたちではなかったのだ。
単純に、好きな人たちと、海に泳ぎに行ったり、散歩したり、ご飯を食べたり、お酒を飲んだり…。

ただ、書いて残しておきたいのは確かだから、あんまり考えずに書きはじめてみようと思う。

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2006.04.13

桜、日本人

最近バタバタしていて、すっかり更新していませんでした。でも、桜はなんだかんだと見ています。
円山公園の大きな枝垂れ桜をはじめ、京都御所の枝垂れ桜エリア(今回は夜桜も観た!)、哲学の道の桜、地元の長岡京の桜。あとは、かなり遅咲きの仁和寺の御室桜をみたら、今年はお腹いっぱい、とっても満足です。

いつも思うのだけど、この時期の日本人て本当に面白い。桜が咲き始めたら、誰も彼もが競うように散るまでの何週間か出来るだけ多くの時間、桜を観ようとするんですよね。雨が降ったら降ったで、皆が全部散ってしまうのではないかと心配する。
そんな民族、世界的にみても少ないんじゃないでしょうか。

Sakura
画像は、円山公園の有名な枝垂れ桜(4/2撮影)。何年か前に見たときより枝が切り落とされていて、結構ボリュームが少なくなっているが充分迫力ある。それにしてもこの妖しさ、やはり根元に何か埋まっているんじゃないかと思ってしまう(笑)。

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2006.04.12

あるお宅の不文律

最近知り合いになった方から頂いたメールで、地球アパートメント的にとても興味のあるお話。その方の家族では、

「18歳を過ぎたら一度は海外へ出てどこかの土地で暮らそう」

という、“暗黙の了解”ルールがあるとのこと。実際にその方の大学生の娘さんは、中国の地方都市で外国人のルームメイトと暮らす生活を1年間送ったそうです。

「世界中にはいろいろな人々がいて、いろいろな考え方のもとにそれぞれ生きている、
ということだけはしっかり理解していたい、していてほしいと思っています。」

こんな気持ちで親から広い世の中に送り出されるなんて、すごく素敵だなあ、と思う。
「何が何でも海外に行かなきゃいけない」ということはないのだけど、行ってみたらやはり行ってみただけの価値はあると、正直思います。でも、その体験は行ってみないとわかんないわけで…。
私はたまたま20歳の時、大学の研修旅行で海外に行きましたが(住むとはちょっと違いますけどね)、こんなふうに親に背中を押してもらえたら、とてもいいなと思う。


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メキシコにて、今でも鮮明に覚えている光景。
この馬に乗ったおじさんは、見渡すかぎり地平線しか見えないような所からやってきて通り過ぎ、やはり到底近くに街があるとは思えない方角に向かっていった。

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2006.03.25

春のパスタ

春になって暖かくなってくると、いつも作りたくなるパスタがある。どんなのかというと、あちらこちらで少しづつ顔を出している新芽のような柔らかい緑色のソースのパスタ。
地球アパートメントとは関連ないけど、春を祝ってこのレシピを紹介。

Eric01
知人が出版した料理本のレシピのうちのひとつを少々アレンジしたもの。この本ではレシピを「マスタード風味の緑のパスタ」と命名していて、季節も春に限定していないが、こちらで勝手に「春のパスタ」と呼んで、この時期に作っている。

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材料(4-5人)、ミキサー必要です。
スパゲッティ▶100g×人数分
ブロッコリー(みじん切りにする)▶1ふさ
バター(室温で戻しておく)▶大さじ2
エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル▶1/4カップ
ディジョンマスタード(粒マスタード等)▶大さじ2
チキンスープの素(ユーキ ガラスープ等)▶少々
パスタのゆで汁▶1カップ
粗塩
あらびきこしょう(できれば挽きたて)

元のレシピの方では、にんにく・パセリ・にら等のみじん切りも入っていますが、いつも省略しています(笑)。そのかわり、チキンスープのユーキのガラスープ(顆粒)を少々加えます。クノールとかマギーでしたら、かなり少量でいいと思います。
そしてもっとも大きなアレンジは、ブロッコリーをミキサーにかけている事。元レシピの方はブロッコリー自体はミキサーにかけてません。個人的にはかけた方が美味しいと思っているのですが。

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ブロッコリーを刻みます。ミキサーのパワーが弱い時(ウチのような小さなタイプ)はもう少し細かく刻んだほうがよいかもしれない。
この段階でまな板の上が春?

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フライパンにオリーブオイル大さじ1(分量外)を熱し、ブロッコリーを中火で5分いためる。焦がさないようにしてください。ここではちょっと焦がしてしまいましたけど。

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鍋にたっぷりのお湯を沸かし塩を大さじ1程度入れ(麺にしっかり塩味つける)、パスタをゆでる準備を始めます。
ソースの方は、パスタ以外の材料をすべてミキサーにかける。ウチのミキサーはすごく小さいので、こんな感じで調味料は別にまぜておいてブロッコリーと同じく等分して分けてミキサーにかけてます。

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ミキサーにかけるとこんな感じ。きれいな緑のディップになる。ブロッコリーの粒が少々残ってるくらいでいいと思います。これで4ー5人分。

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スパゲティーは固めに茹でて、いったんお湯をきり(ゆで汁は1カップとっておく)、鍋にもどし、緑のディップとあえる。ディップと麺の絡まり加減が悪ければ、ゆで汁を少々加える。

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味はまさに緑(ブロッコリー)とマスタードの味。アレンジで生クリームやマヨネーズを少々加えてもよいかも。
よく考えてみるとブロッコリーは年中出回っているものなんだけど、この時期にこういう風に食べたくなるんですよね。
ブロッコリーのかわりに菜の花にしたら、まさに春のパスタですが…。ちょっと苦いかな。

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2006.03.21

メキシコ、オアハカの宿_ある日のピクニック

Oaxaca02
市場で。“メキシコらしい”絵です。


先日の「メキシコ、オアハカの宿」記事の続き。
この宿で一番思い出深い出来事といったら、ある日Emiliaさんが連れて行ってくれたピクニック。今思うと宿を切り盛りする忙しい彼女の生活の、穏やかな部分を見せてくれたように思う。

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Oaxacaの街。中心街から少し離れると観光客の姿はほとんどなく、のんびりしている。
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まず、市場に連れて行ってくれた。ソカロ(街の中心にある広場)の近くにもマーケットがあるが、連れて行ってくれた方は、地元の人の普段使いのものようだ。階段を上がって、門をくぐって市場へ。
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昼休みだったのか?人が少なかった。犬がうろうろしていた。子供が一心不乱に遊んでいる。

次には街から少し離れた(?、あんまり覚えていません)のどかな場所へ。
舗装されていない砂利の道に小さな川のような流れがあった。
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林の中の小さな滝がある場所へ。
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滝の前で一休みしました。水の粒子が一杯漂っている感じで清々しい場所でした。
写真の女性が当時の宿のオーナー、Emiliaさんです。
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メキシコに訪れる前の私の旅行というのは、とにかく街が見たくてしょうがなくて、このように地元のひとと交流する機会というのを自分の方から作ってみようと思った事が無かったし、面白いと気付いていなかった。だから、この日の体験はちょっと戸惑って、正直充分楽しめなかった記憶がある。

今思い返すとこのピクニックから、少しづつとき解れていったのかもしれないなあと思う。

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2006.03.03

旅の時間

最近、私にしては珍しくたくさんの人と知り合う機会があり、ラッキーにも素敵なメールを幾つか頂いている。
今日届いたもので、素敵だなあと思ったメールの一部。
「私の場合、旅にでることで、
余分なものをそぎ落とし、シンプルな考え方になって帰ってくるように思います。
日頃の喧騒から離れ、その土地の時間を感じると、
時間っていうのは絶対値は同じでも、感じ方によって大きく左右され、
最終的には人間が都合よくつくりだしたフィクションなんだなと思います。」

建築やっていると、「時間は幾らあっても足りない、時間がもっと欲しい、もっと欲しい」とばかり思ってしまうものなのですが、こんな言葉を聞くと目が覚めますね。
時間のスピードは自分で作るものなのかもしれませんね。


Okinawa02
沖縄、竹富島の浜。竹富島は石垣島から船で5分ほどで渡れます。
この写真を撮ったときは、時間がゆっくり流れているどころではなく、停まってたような気もします。

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2005.12.23

MOT… Museum Of Travel

ある方のブログで面白いプロジェクトを知った。MOT(= Museum Of Travel)というもの。
もう終了しているのがすごく残念。おまけに、その時期東京へ1回いってたので、チャンスを逸したようでなおさら残念。
でも、幸いその展覧会のブログを見る事はできた。すごく楽しそう!
http://mot05.exblog.jp/1090362#1090362_1

また、そのブログから少し抜粋。
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MOTのプロジェクトのテーマは「違った見方との出会い」です。
旅に出て、日常から遠ざかるにつれ、普段の自分にとってありふれたものが、
まるで初めて見るもののように見えてくる、
そんな経験を誰もが一度はしたことがあるのではないでしょうか。
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うん、そうそう、こういう体験を地球アパートメントによって、いろんなひとが体験してほしいと私は思っているんだなあ、と気づきました。
旅に出掛けるのもいいし、旅人を迎えることによって体験してもいい。

ちなみに、この方のブログでMOTのことを知りました。→コチラ
旅行先の写真もすごく美しい。


もし私がMOTのイベントに旅の写真として出すのだったら、メキシコで撮影したものかな。
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Mexico、Oaxaca近郊、アドベ(土レンガ)の家、積み上げられたトウモロコシ、家の主人
Mexico002
Mexico、Puebla、ある教会の庭
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Mexico、Puebla、大きな樹の下の人々

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2005.12.07

行きたいところに行こう

高校までを地方都市で過ごし、大学時代・就職して何年か東京に住んで、メキシコ→ヨーロッパへの長旅のあと、京都へやってきました。
「自分は根無し草のようだなあ」と、生まれ育った街に愛着をもっている人は少し羨ましかったのだけど、最近はそういう限りなく旅するように住む場所が変わるのもいいかなあと、思い始めてます。
行きたいところに気軽に行きたい、住みたいところに、住んでみる。
拠点はどっかに置くかもしれないけど、その時行きたいところが自分のフィールド、っていうのもいいんじゃないかな、と。


Gosyo01_1
京都に来たばかりの頃に撮影した京都御所のイチョウの木。
御所は今もお気に入りの場所。大きな樹の下をさくさく歩くのが楽しい。


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まず、「世界一周しよう!」と決めたきっかけについて聞かせてください。…略

「どうして行くのか?」と聞かれると、どうしてもこうしてもなく、
「行きたい」、それだけだったんですけどね。世界旅行は、夢でした。
きっかけはというと話が重くなります。
「行きどき」だと思ったのです。…略

地球アパートメント  コメント
私がMexico に行こうと決めたのも、同じような気持ちだったなあ。
「今、行かないと。」と思ったんです。

でも、もっと気軽に旅に出掛けられるといいな、と思うんです。
その辺り、地球アパートメントでなんらかできたら…。


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記事「山の木霊に恋してる」が素敵。こんな気持ちを日々感じるところで暮らしたいなあ。

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