2006.02.04

旅のハガキ、選ぶ楽しみ・送る楽しみ

「旅の手帳、4代目」につけて頂いたコメントに触発されて、旅先から出すポストカードについて、書きます。

コメントのように、私も旅日記をつける以前は旅先から友人にポストカードを送っていた。決して日記がわりになる程の量ではないけど。
この行為で楽しいのは、まずたくさんあるポストカードの中から、自分がその日遭遇した出来事・風景を自分がつけるコメントとともに、うまく表現してくれるような絵柄を探すこと。あーでもない、こーでもないとかなり迷う時もあるが、バッチリのものが見つかった時は、旅先で自分が感動したことが、そのまま伝わりそうですごく嬉しい!
そして、そんな気持ちになったら、当然筆がすすむというもの。出す人を思いながら書くけど、やっぱり一番面白かったことを伝えたいから、内容は結構同じになってくる。(笑)

旅先で友人に出したポストカードは、特に気に入って購入したものだから、たいてい自分用にも買っている。その手元に残っているポストカード、ちょっと紹介します。


Pc_sounio
Greece、Sounio岬の突端に建つ、海に捧げられた(ような)ポセイドン神殿。
これを目にして、本来建築の役割ってこうだったんだなあ、心底実感。
ちなみに、このハガキ、売ってた時から色はこんな感じ。風景だけじゃなく、ハガキも鄙びています。


Italia、Firenze、S.Marco美術館のフラ・アンジェリコ「楽器を奏でる天使」。キリスト教は全く信じていないけど、アンジェリコの描く絵にはとても惹かれる。天使なんだけど、人間ぽくて、天使にも性格があるのかな、と思えるような繊細な描写がいいなあと思う。おそらく本物は常時公開されていなくて、私はこのポストカードでこの天使たちの存在を知った。楽器を奏でる天使は12人
Pc_angel
Pc_star
ブリキ?かなんかを切り抜いて、発色のよいマジックで着色した星を付けたカード。子供が作ったクリスマスのオーナメントみたい。この風情、何てMexicoっぽい、と思わず買ってしまった。


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2006.01.29

旅の手帳、4代目

旅にはなるべく手帳を持っていき、体験して感じたことを書き留めるようにしている。
正直、感動したことによって筆が進むということは、ほとんど無い。書き始めると体験したことと自分の文章表現の落差にたいていうんざりしてくる。だからちょっと「努力」して書き残しているという感じ。
写真も撮っているから文章まではいいんじゃないかとも思うのだけど、その日は鮮明に覚えていても時が経つとディテールはかなり怪しくなってくるし、また、書き始めると何が自分に感動を与えたかということを自然と考えることになるので、私にとって日記をつけておく効用は大きい。

こんな感じなんで、日記をつける気力をなるべく萎えさせないように、手早くつけれるように、ちょっとだけ旅の手帳選びには気を使っている。そして、最近「これなら、ノリ気で書けるかも!」というものに出会った。

その手帳は、MOLESKINE(モールスキン)製。私は全然知らなかったのだけど、文具マニアには基本アイテムのよう。かつてはゴッホ、マティス、ヘミングウェイが愛用していたとのこと。彼らが使っていた手帳と同じものを自分が使えるなんて、なんだかすごいと思ってしまう。
MOLESKINE history

Note01
まず、サイズがいい。9センチ×14センチ。ポケットに収まるコンパクトな大きさ。ポケットにいれて折れないように角が丸くしてある。表紙も堅く、防水性がありそう。(オイルクロス製)そして端正な感じ。開かないようにとめるゴムもよい。これが付いているタイプは個人的にかなり好き。あとはゴムが伸びきってしまわないことを祈る。このゴム、伸びたら取り替えたらいいのになあ。

Note02
リボン栞は、ついていると嬉しい。本当に便利だし。
ノートのタイプは、普通に横罫線のタイプにした。ちょっと絵を書いたり、チケットなどを貼付けたりすることもあるので、無地タイプにしようかどうか迷ったけど、罫線ないと真っ直ぐ文字が書けない人間なので、結局こちらに。
Storyboard」というタイプもあって、こちらもちょっといいなと一瞬迷った。1出来事、1コマに書いたらあとから分かりやすそうだなと。でも今回はまず、スタンダードに。罫線の行間隔も良さそう。あ、そういえば、この写真のように、裏表紙の内側に紙製のポケット、ついてます。

ちなみに今まで使用の旅の手帳、紹介。
1代目、メキシコからギリシャまで旅同行のもの。Afternoon Tea製。手帳メーカーではないので、ちょっと邪道な気もするが、サイズ、厚さ、罫線の間隔等、結構使いやすかった。前半分が罫線ページ、後ろ半分が無地ページ、というのもよかった。表紙なんかも、結構ハードに使っても大丈夫な感じ。撥水するし、適度な堅さ。
Note03
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2代目、ローマのパンテオン近くの文具屋(手帳屋だったかな?)で購入。すごく素敵なボリュームだけど、私にはちょっと厚すぎだった。厚いと、手帳の使い始め、使い終わりの頃のページでは、手がノートに載せにくくて字が書きにくい。みんなどうやって書いているのかなあ。
表紙を留めるゴム、赤くてすごくチャーミングだったのに…伸びてしまった。結んで調整したが、さらに伸びた。
Note05
Note10
この時は、方眼ダイプを選んだ。でも、やっぱ罫線のほうが、文は書きやすいなあ。プランを書く時はいいけど。


これは日記帳と平行してスケッチするのに使っていたもの。ローマで買ったけど、アメリカ製。赤い表紙と黒いゴム紐の組み合わせがきれい。
Note12
ローマ、コロッセオ。
私はスケッチのスピードが遅いので、普通は描きません。この旅は特別。
Note14
Note13
イタリア・サンジミニアーノにて。


3代目、バルセロナの百貨店の文具売り場で購入。買ってからよく見たらフランス製だった。
いかにも日記帳っていう感じじゃないのが気に入って購入したけど、サイズがちょっと大きかったかな。ちょっとしたカバンに入れて持ち歩くには大きい。あと、角が折れないか気になる。
Note07
Note08
改めて見ると、書くことに一生懸命で、字に余裕がないのが見て取れる。


で、4代目はMOLESKINE。
これからじっくり、書き込んでいきます。まずは、出雲の旅で(のつもり)。


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2006.01.14

街歩きKit…MALLORCA insideout

本日は、スペイン・マヨルカ島で購入した、またまたコンパクトなガイドブックについて。
小さいけど、もりだくさん、旅の本。

まず、背表紙には、目玉のようなコンパスがついています。開くと、スライド式のボールペンが内蔵されています。右にはガイドブックの冊子、左は地図がついている。
M_insideout01


M_insideout02








そして地図!
M_insideout03M_insideout04M_insideout05地図の色使いがとてもキレイ、それを片手にすぐにでも街歩きしたくなるような絵柄もいいのだけど、とりわけ良いのは、この地図の折り方!花が咲くように滑らかに地図を広げることができるのです。畳むのもとってもスムーズ。

本来の使い方はこういう感じでコンパスを立てて地図の方角を合わせて使うのだろうな。
M_insideout06


この本、世界主要都市のバージョンがあり、Amazonでも購入できます。
Amazonのレビューで
「実際に街を歩き回るときに使えるよう, よく考えられた本です。(略)…最初のページはパリ中心部の見開きで, その左右が財布の小銭入れというかびっくり絵本みたいに開き, それぞれ広域,中域の地図が簡単に開き,また閉じられます。街にある道の名前表示とこの本の方位磁石があれば,パリでは道に迷いません。」(Parisバージョン)
と、4つ星を付けていた方がいたから、なかなか侮れないガイドブックです。
ちなみにこの本、「Award-winnig PopOut Maps」だそう。

Amazon→Inside Out Mallorca (InsideOut City Guides)


オマケ
Mallorca01
Mallorcaへの旅の目当ての一つは、Alberto Campo Baezaの建築でした。



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2006.01.03

製本して旅に出よう

私の旅は建築や街を見に行くためである事が多い。
街はともかくとして、建築物の方は観光地とは関係無く建っていることが多いので、普通のガイドブックに載っていないケースが多々ある。すると旅で見学予定の建築について個々に、地図・アクセス方法・食事・宿泊情報・その建築についての資料(歴史、図面等)をいろいろな本から持ってきて揃えることになる。必要な部分だけコピーして持っていくのだけれど、そのまま持っていくと、現地で見たい時に見たいページを瞬時に出すことができなくて、少しだけフラストレーションがたまる。それに旅ではかなり歩き回るので、手ぶらでいたいし、そうすると上着の大きなポケットに入るくらいのサイズのものがいい。ポケットから何回出し入れしても、ボロボロにならないようにもしたい。
そこで、昨年のスペイン旅行の時は、コピーしたものを製本(手作り)していった。
製本といってもたいそうなものではなくて、コピーした紙を中表に折って順に重ねて、本の背になる方と、逆の方2カ所をスティックのりで順にのり付けしていくだけ。最後に少し丈夫な紙で表紙をつければなおよい。


Seihon01
スペイン本土とマヨルカ島の地図、行き先のメモ。

Seihon02
バルセロナ市内の地図。

Seihon03
ガウディ設計マンションの図面なども入れてます。

Seihon0402
彫刻家ダニ・カラヴァンの作品「ベンヤミンへのパッサージュ」を尋ねていきました。
見たいものの住所が正確に解らないときは、写真付の資料をもっていくべし。現地の人に写真をみせて「これ、どこにあります?」って尋ねるのに使うのです。そうすると、作品の名称を知らなくても「あーあー、それはあそこにあるよー。」、ということになる。

Seihon0403
何も書いてない白い紙も製本しておいて、メモしたり、記念に現地でのチケットや伝票を貼ったり。ガウディ関係のチケットはきれいなものが多かったな。

Seihon04
これは、オマケ。
表紙の裏に、パンフレットを一時的に挟んでおけるようにポケットをつけたり。

Seihon05
このときは、いらなくなったカタログで表紙をつけました。これでハードに扱っても、ぼろぼろになりにくい。
(でも、ちょっと破けてます。)


昨年の旅行の製本はこんな感じでした。このまま旅の記録となって、のちに本棚から引っ張りだしやすくもなります。
さあ、製本して今年も旅に出掛けよう!

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2005.12.25

幸福の黄色いお守りの色…「金刀比毘羅宮オフィシャル・ガイドブック」

「金刀比羅宮オフィシャル・ガイドブック」(裏表紙)
Kotohira01


ガイドブックを手に取ると今年の5月に出掛けたこんぴらさんの参道の風景を思い出す。
この裏表紙の色は鬱金(ウコン)で染めた布でつくられている「幸せの黄色いお守り」の色からきていると思われる。参道にはこの色を地色に使った印象的なサイン「しあわせさん、こんぴらさん」が何カ所かに掲げられていて、その鬱金色と新緑の組み合わせがとても美しかった。
輝くような鬱金色は自分が目にしたこんぴらさんの風景を再現してくれる、スイッチのようなもの。
色自体はとてもシンプルで抽象的な表現だけれども、そのメッセージを受け取る側は、人それぞれ、思い描くものも違うのだろうと思うと、面白い。


Kotohira02
「幸せの黄色いお守り」のページ


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2005.12.19

地球アパートメント計画とガイドブック

ここ2回ほどガイドブックのことを書いてみたら、自分の中でのローカルガイドブックの位置づけがかなり高まってきてしまった。もともとは単なる趣味で旅先でレアなガイドブックや資料を購入していたが、ここにきて実は地球アパートメントとローカルなガイドブック、つながりがあるということに、気づいた。
旅に出掛けるし、また、逆に旅人を受け入れるというのが、地球アパートメント。(なんのこっちゃ?という方はコチラをご覧ください。)要するにホストとして(受け入れる側として)、情報を発信できるということなんです。その情報発信の手段の一つとして、きわめてローカルなガイドブック、ということです。
そんなツール(=ガイドブック)があると、人ってすんなりとその土地に興味をもったり、愛着を感じ始めたりするもの。
見方を伝える事は大事なことだと思う。


Nagoya01
「なごやに暮らす」というかなり雰囲気のある本。鳥取県米子市、青杏書店で遭遇。
名古屋には全く興味のなかったが、この本に出会ってから、地元に帰った時はちょっと探検してみようかなという気分になった。この本について、またブログで書きます。

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2005.12.18

人がガイドブックから感じ取るもの

Guidebook01_1
ウチにあるガイドブック。右から、「金刀比羅宮オフィシャル・ガイドブック」「ナオシマ・ザ・ガイドブック」、そしてメキシコ・マヤ文化圏の伝統的な祭りを紹介した本。どれも旅先で購入。

前に書いた「ナオシマ・ザ・ガイドブック」のような、よいデザインのローカルなガイドブックがもっと増えればいいなと思っている。

じゃあ、まず、よいガイドブックとは?
旅行者の目でみて思いつくままに書いてみると…
→本全体の構成がすぐわかるように情報が整理され、読みやすく美しくレイアウトされている。(必須)
→私達の街(地域)は、こんなとこなんです、みたいなメッセージ性がほしい。それは、必ずしも文章で謳う必要ばなくて、写真やグラフィック的な表現でもいいと思う。むしろ、それで表現できれば、直感的に解っていい。
→旅行者がちょっと訪れただけでは知り得ない、情報、雰囲気なんかも伝えてほしい。

地域の基本的な情報を解りやすく伝えること、メッセージを直感的にもわかるように表現すること、微妙なニュアンスを伝えること、これらの仕事をうまく進めていくのに、デザインの力って大きい、と思う。
それも、その土地を少し大きな(引いた)視点でみる客観性をもって、されたデザインが。
客観性が必要なのは、その本の基本的スタンスの信頼性にかかわっていると思うから。
その客観性って、実は目に見えるものとして確実にガイドブックに現れていて、私達は無意識に「この本がよさそうだ。」と手に取っているのではないかと思う。よさそうだ、というのは信頼できる情報だ、という意味も含んでいる。
こう考えるとローカルなガイドブックの場合、客観性をもったデザインが必須だと思う。
ちょっと話にまとまりがないけど、昨日気づいたこと。

Guidebook02
「ナオシマ・ザ・ガイドブック」の1ページ。直島の日常の切り取り方がうまい。

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2005.12.16

旅のお持ち帰り、旅のおすそわけ

フランスのある修道院に行った時に、きわめて単純な作りなんだけど、「なるほど!」と思わせるシロモノに出会ったので、ちょっと紹介。

Thoronet01_3
背表紙があって、小冊子のように見えます。サイズはポストカードサイズ。

ページをめくることができるんだけど…
Thoronet02_2
Thoronet03_2
実は長ーいのを折ったモノで、ポストカードなんです。
紙は、ある程度の厚み、光沢あります。
背表紙の厚み分を確保しているとこがコツ?

何枚かのポストカードが封筒に入ってセットになったものもあるんだけど、実は封筒から出すのが面倒で、旅の後はあんまり見なかったりする。だけど、こんな風に冊子になっていれば、封筒からバラバラ出さなくていいし、見るのにページがめくれる。本棚にも立てておけるので、ちょっと見たい時に出すのも便利。
2つ買って帰って、1つは旅の記録として自分用に、もう一つは切って、友人へ旅のお裾分けとして送る、なんてどうかな。ポストカードなんだけど、写真集のような、ガイドブックのような。

逆の視点でみると、冊子として仕立てるよりずっと簡単につくれて、(そうすると)リーズナブルに販売できて、ポストカードとしても、いろんな人に渡っていくガイドブック。
こんなガイドブック、いろんな街にあったらいいと思う。

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2005.12.15

灯台に泊まりたい…「世界の灯台」

ベネックスの映画「DIVA」を見て、灯台に泊まれたら面白い、と素直に思ったことがある。
人が泊まる場所だなんて考えた事なかったけど、映画では逃亡する主人公が一時的な隠れ家とするにふさわしい、厚く頑丈な壁につつまれた安心で心地よい狭さの空間だった。
高いところに部屋があれば、地球の丸さに沿って、ゆるくカーブしている水平線が望めるだろうし、内部は安全だから、外で風が吹きすさんで驚くような波が上がるのを間近で飽きるまで観察できる。

Hinomisaki03
日御碕灯台から見た日本海。地球が丸いの、少しわかります?


ここまで考えて、船で旅して、灯台を泊まり歩く旅ができたらさぞかし楽しいだろうと思いつき、久しぶりに「世界の灯台」をめくってみた。今年のお正月、日御碕の灯台に訪れた時に、「灯台でしか買えない」と言われて、そこの売店で慌てて購入したものだ。(実際にはAmazonで販売してた。)
この本のとにかく魅力的なところは、灯台をとりまく広大な景色を撮影した航空写真が多いこと!すると、実は船の旅より、小型飛行機で旅する方は面白いかもしれない。

この書籍は近年灯台の機能が必要とされなくなって、各地の灯台が消滅の危機にあり、一般の人にもっと灯台の価値に気づいてもらおうと国際航路標識協会が監修して発刊したものとのこと。図面なんかも載っており、資料が豊富なことはこれで納得。
そのお役所的な編集をもう少しおしゃれにすれば、たくさんの人の目にとまるのに…、などとも思うけど、教科書のような地味な佇まいがかえって微笑ましく思ったりもする。
(実は、この手の地味で実直なデザインに惹かれて、旅先で地元の資料なんかを買ってしまうことあり。)


世界の灯台―写真でみる歴史的灯台

世界の灯台―写真でみる歴史的灯台 著者:海上保安庁交通部 
灯台の建つロケーションも本当に様々。表紙写真でもわかります。


「世界の灯台」の旅。とりあえずは日本の灯台ですが。
島根県日御碕灯台への旅はこちら
http://narugami.exblog.jp/1109516#1109516_1

新潟県佐渡市姫崎灯台への旅はこちら。灯台までの航路も楽しめます。
http://blog.goo.ne.jp/venus_transit/c/a3ee0564dd9e58f8651964bb0b9328b0

千葉県銚子市犬吠崎灯台への旅はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/hayto0811/8439334.html

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2005.12.09

ガイドブックのボリューム…「ナオシマ・ザ・ガイドブック」

Book02_2直島を訪れた時に、幾つかあるガイドブックの中で、すぐにこの本が目に飛び込んできて、手に取った。
エディトリアルも写真もきれい、情報もしっかり載ってそうなので、購入したけれど(おまけにリーズナブル)、この本をとても欲しくなったのは、本のボリュームと表紙のデザインのためだと後から気がついた。
そのボリュームとは、手に収まりやすい、コンパクトだけど適度に厚みがあって、心地よいサイズ。
宿に帰ってから、ページを開いてその日の旅を反芻するのが楽しみになるようなチャーミングなモノ(物体)でした。
本の中身も大事だけど、本というモノから愛着がわいて、その土地に興味をもつきっかけになるかもしれないと、気づかせてくれたデザインでした。

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