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2006.01.04

冬のナベ、扁炉…「河童がのぞいたヨーロッパ」「河童のスケッチブック」

「河童がのぞいたヨーロッパ(妹尾河童 著)」という至極著名な本がウチにある。
著名な本にかかわらず、パラパラとページをめくっての拾い読みしかしたことがないが、巻末の妹尾氏の友人による「扁炉(ピエンローと読む、中国風白菜ナベ)」についての文章については、昔からとても興味を持っていた。「なんのへんてつのない白菜がひたすらうまく、そしていくらでも食えてしまうのに驚いてしまう」というシロモノ、とのことだった。

先日、友人のところへ遊びに出掛けたら、「今日はおいしいナベ食べさせてあげるよー。」といって、出てきたのがコレだった!この文章を目にして実に15年くらい(たぶん)経って、やっと本物に出会え、その日は友人の料理による扁炉を食したのだが、文面どおりひたすら白菜を飽きずに食べてしまえるのに本当にびっくり。

美味しい+ごく簡単なので、おそらく最初で最後、地球アパートメント・旅(?)の料理編、ということで「扁炉」紹介します。ラフな説明、ラフな絵面ですが、もともとは素朴な料理のようだし、レシピはネットで出回ってますので、ご勘弁を。臨場感だけ、御体験ください(笑)。

材料、まずは、たっぷりの白菜、豚肉あるいは鶏肉、ビーフン(今回は春雨をいれてしまいまいした)、干し椎茸と戻し汁、ごま油。Pienroo01

白菜は根元の白いところを短冊ぎり、白菜、肉、干ししいたけを、ナベに交互に敷いていきます。白菜のあおい部分はまだナベに入れずにおきます。Pienroo02

敷いたら、椎茸の戻し汁と水をいれ、ごま油を回しかけてナベを火にかけます。
今回使用のナベでは、沸騰したら火を弱めて20分、白菜のあおい部分をいれてさらに20分火にかけました。白菜がクタクタになるくらい煮るのが、美味しいと思います。
Pienroo03

煮上がったら、もどしたビーフン(今回は春雨)、もういちど香り付けのためにごま油をたらし、ナベの準備はできあがり。
Pienroo04

食し方。粗塩と一味(七味でもよいと思う…。)を用意し、まず椀に粗塩少しとナベのスープをいれ、その後、白菜、一味を振って、食べる。あー、本当にこのスープと白菜、美味しい…。先日ナベを食べさせてくれた友人は、口直しにべったら付けを用意してくれ、ナベと交互に食べた。扁炉は中国、べったら付けは日本のものなんだけど、これが合うんです!ふしぎー。
Pienroo05jpg
Pienroo06
決め手は椎茸ダシ。干し椎茸をたくさん入れた方が美味しいと思う。
椎茸ダシと塩、どちらも日本の食材だけど、組み合わせはエキゾチックだよなあー。


ちなみに私が扁炉を知ったのは「河童がのぞいたヨーロッパ(1983年刊)」だけれども、その後で「河童のスケッチブック(1999年刊)」が出版されていて、そちらに河童氏のイラスト付レシピが載ってました。


Amazonでのレビューからすると、河童アイテムとして、扁炉は外せないらしい。
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河童が覗いたヨーロッパ
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河童のスケッチブック
イラスト付レシピはこちら

河童のスケッチブック


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